すいたのに髪が膨らむ?カット後にまとまらない原因と整え方
- 6月29日
- 読了時間: 3分
先日、初めてご来店されたお客様から、こんなご相談がありました。
「先週、他店でカットしたばかりなのに、前より髪が膨らんでしまった。朝のスタイリングもしにくくなったので、少し整えてほしい。」
カットしたばかりなのに、髪がまとまらない。
軽くしてもらったはずなのに、逆に広がってしまう。
このようなお悩みは、実は珍しくありません。
髪が膨らむ原因は、単純に「量が多いから」だけではなく、髪の重さの位置・毛流れ・くせの出方・カットの入れ方が関係していることがあります。

カットしたのに、なぜ髪が膨らむのか
髪を軽くすると、扱いやすくなる。そう思われる方は多いと思います。
もちろん、髪の量を調整すること自体は大切です。
ただ、髪質やくせの出方によっては、軽くする場所や切り方を間違えると、かえって髪が動きすぎてしまうことがあります。
たとえば、
表面の髪が短くなりすぎて浮きやすくなる
内側の支えがなくなり、毛先がまとまらなくなる
量は減ったのに、シルエットが横に広がる
くせの動きが強く出て、スタイリングしにくくなる
このような状態になると、「髪は軽いのに、形が決まらない」という悩みにつながります。
今回のお客様の状態
今回のお客様も、髪の量そのものが多いというより、膨らみやすい位置に短い毛ができていて、全体のまとまりが崩れている状態でした。
長さを大きく変えたいわけではなく、今の髪型をベースに、もう少し扱いやすく整えたいというご希望でした。
そのため、まずは髪の状態を見ながら、
どこが一番膨らんでいるのか
どの部分が浮きやすいのか
毛先の厚みが残りすぎていないか
くせの動きがどこに出ているのか
朝のスタイリングで困っている部分はどこか
を確認しました。
カットの修正では、「とにかく短くする」「さらに量を減らす」という判断を急がないことが大切です。
今の髪の状態を見極めながら、必要な部分だけを整えていきます。
修正カットで大切にしていること
カットしたばかりの髪を整える場合、一度で完全に理想の状態まで戻せるケースもあれば、髪が伸びるのを待ちながら、数回に分けて整えた方がよいケースもあります。
特に、短くなりすぎた部分がある場合は、無理に切り込むよりも、今できる範囲で扱いやすくする方が安全です。
今回も、今の長さを活かしながら、膨らみやすい部分をなじませ、日常で扱いやすい形に近づけることを優先しました。
カットの修正で大切なのは、「どこを切るか」だけではなく、どこを残すかです。
髪の重さ、くせの動き、頭の形、普段の乾かし方。それらを見ながら、無理のない形に整えていきます。
「もう少し扱いやすくしたい」「今の髪型を大きく変えずに整えたい」「自分のくせに合う切り方を相談したい」
そんな方は、一度ご相談ください。

